こんにちは、成守淳です(@narumorijun)です。
中国語文法の勉強方法について紹介します。
「中国語文法の全体像」とは?
まず、下の画像をご覧ください。
僕がこれまで見てきた中国語の文法書を参考にしながら、中国語文法の全体像をマインドマップの形にまとめてみたものになります。A4用紙1枚に収まる内容になっています。

こちらの「中国語文法の全体像」は、基本的には『動画で身につく!中国語入門 発音+文法』を参考にしながらより視覚的に分かりやすくまとめたものになります。
こちらのテキストの詳細のオススメポイントや使い方に関しては、記事にまとめておりますので、併せてご確認ください!

この「中国語文法の全体像」の使い方は?
この文法の全体像のシートを見ながら、最終的には1つ1つの文法項目を、これから中国語を学ぶ人に対して、自分で例文を挙げながら説明してあげられるようになるというのがゴールになります。
自分で説明できるようになろう!
よくある文法学習における3つの落とし穴
中国語文法は体系的に学習すれば、非常にシンプルであり、決して難しいものではありません。
中国語学習者が陥りがちな文法学習の失敗例を挙げてみます。
① 文法書を買い漁って買うだけで満足する
中国語だけでなく、世の中には毎年新しい参考書が出ます。
現段階においても、中国語の文法に関する書籍はおそらく数百冊は存在しているはずです。文法をマスターしたいから色々な参考書を手にとってしまい、気がついたら家に参考書が何冊もあり、どれもしっかり理解できていないという最悪な状況になりがちです。
自分が「これだ!これは見やすい!」と思う文法の参考書を1冊買って、それを最初から最後まで読み込んで、しっかり理解することが重要です。
② テキストに出てくる文法をとにかく闇雲に覚える
語学学校や教室でよく使われる会話主体のテキストでは、文法がバラバラに紹介されます。それを頭の中で体系的に整理することなく、闇雲に覚えるだけでは、自分がいざその文法を使おうとする時にスムーズに使えないことが多くなってしまいます。
ポイントは、テキストに出てくる様々な文法が、「中国語文法の全体像」でいうとどの部分の文法なのかを理解しながら頭を整理していくと1つ1つの文法を覚えやすくなります。
③ 基礎文法を固めないまま応用文法を学ぶ
こちらの全体像のシートにある文法は、全て基本文法になります。
まずは、ここにある基本文法をまずはしっかりと理解し、自分で使いこなせるようになりましょう。
それができない状態で、より難しい応用文法を学ぶのは、整備されていない地面に家を建てるようなもので、とても危険です。
まとめ:全体像を把握しながら文法を学ぼう
闇雲に覚えるだけでは暗記効率が悪いので、まずは「全体像」を把握し、それに当てはめていくかのように文法項目を学習していきましょう!
この「中国語文法の全体像」が皆さまの文法学習の役に立つことを心から願っております。