中国語

【要注意!!】中国語学習でやってはいけないこと7選

こんにちは、成守淳です(@narumorijun)です。

今回は、中国語学習でやってはいけない7つのことを紹介します。

中国語学習でやってはいけないこと7選

① 発音練習をすっ飛ばす

中国語は発音が非常に大事な言語です。

いくら単語を知っていても、文法が正確でも、発音が間違っていると、非常に通じにくくなってしまいます。

具体的に言うと、まずは「四声」「ピンイン」をしっかり理解した上で、自分で正しく発音できるようになるまで何度も何度も練習することが大事です。

発音が合っているかどうか、初心者のうちは自分では判断ができないので、中国語が上手な人、あるいは中国語の先生にチェックしてもらうことをオススメします。

② 発音をカタカナで覚える

①と似ていますが、とにかく中国語は正しい発音で覚えることが最重要課題です。

参考書によっては、漢字にカタカナを振って、中国語の発音を表しているものもありますが、そのような参考書は中国語を本気で学ぶ人にとってはオススメしません。

なぜなら、中国語には、日本語のカタカナでは表現できない音(日本語には存在しない音)があるからです。それを無理やりカタカナで表現すると、非常に不自然な発音になってしまいます。

③ 音声を聞き流すだけのリスニング

「聞き流すだけで英語をマスター」といった教材を聞いたことはありませんか?

確かに、中上級者が、70%くらい聞き取れる中国語音声を聞き流す(無意識的にも意味を理解している状態)のであれば、多少効果はあるかもしれませんが、

初心者の段階で、全く聞き取れない中国語の音声を聞くのは、雑音を聞いているのと同じで、ほとんど意味がありません。

できるだけ自分がある程度理解できる音源(理解度60%以上)を使って、意識的に聞き取るようにしましょう。

④ 大量の参考書を買い漁る

中国語の教材は英語に比べると少ないですが、それでも毎年多くの中国語学習関連の書籍が発刊されています。

カテゴリも多岐にわたっており、発音、文法、単語、リスニング、スピーキング、検定対策など、大型書店に行くと数百冊の書籍が並べられています。

あれもいいんじゃないか、これもいいんじゃないかととにかく大量の参考書を買い漁る人がいますが、結局どれも中途半端になる可能性が高くなってしまいます

参考書の選び方は、中国語講師のオススメを調べるか、自分で書店に足を運び、パラパラと参考書を見てみて、これは分かりやすい、自分に合っていると思えるものを選ぶとよいでしょう。初心者のうちは、基礎を身につけるために、発音と基礎文法が書かれてある1冊があれば十分です。(音源のある参考書を選びましょう)

⑤ 基礎文法を疎かにする

「外国語の学習に文法はいらない」「子供は文法を勉強していないではないか」

という人も中にはいますが、もちろん文法学習をせずに喋れるようになる人もいるとは思います。大量のインプットと大量にアウトプットができる環境にある人であれば、それも不可能ではないと思いますが、そうでない限りは、まず「基礎文法」は学んでおくべきかと思います。

私の生徒さんにもこんな方がいらっしゃいました。

彼氏が中国人なので簡単な中国語は喋れるようになったけど、文法が分からなくて深い話ができない…どうすれば良いですか?

私がその生徒さんに基礎文法をお伝えしたところ、言いたいことがいいやすくなったと喜んでいただけました。

決して「文法博士になりましょう」とは思いません。英語で言うところの中学英文法レベルでよいので、まずは「基礎文法」を理解し、実際に使えるようになりましょう!

ただし、文法の間違いを気にして言いたいことを言えなくなるのは本末転倒です。失敗を恐れず積極的に口に出して学習したことを実際にガンガン使っていきましょう!

⑥ 完璧を目指す

⑤の注意点でもお伝えしましたが、中国語だけでなく外国語学習において完璧主義は大敵です。失敗を極端に嫌って、言いたいことを自由に言えなくなってしまう恐れがあります。

イメージ的には7割で大丈夫です。

発音も文法も単語も7割くらいあっていれば十分にネイティブに伝わります。まずは伝わる喜びを感じながら、楽しく会話すると同時に徐々に精度を高めていけばよいのです。

最初のうちは「間違えて当然」という気持ちで日々の学習や会話練習に臨むようにしましょう!

⑦ 喋らない

喋れるようになりたければ、喋りましょう。

失敗を恐れたり、恥ずかしがって喋らないと一生喋れるようになりません。

また、中国語を口に出して発音練習することももちろん大事です。自分が発する音を聞いて、それを自分で耳にして音で中国語を覚えることで、中国語で大事な発音が身についていきます。必ず口に出して喋る練習をしてください。

日本ではなかなか中国語を喋る機会がないかもしれませんが、そのような場合は、是非オンライン会話などを使用して、お金を払ってでもアウトプット環境を作るようにしましょう!

まとめ

さて、皆さんは当てはまる項目はありましたか?

中国語学習方法も人によって様々ですが、たまには一度自分の学習方法を振り返ってみて、改善箇所はないか検討してみてくださいね。

何より楽しく学ぶことも忘れないようにしましょうね!