こんにちは、成守淳(@narumorijun)です。
今回は台湾で中国語の言語交換の見つけ方を紹介します!
そもそも「言語交換」って何?
その前に皆様、「言語交換」という言葉をご存知ですか?
例えば、あなたが中国語を勉強したいのであれば、日本語を勉強している台湾人(あるいは中国人)を探し、メールや電話、または直接会う等してお互いにそれぞれの言語を教え合うことを言語交換と言います。
「語学学習のパートナー」としての意味合いでも使われています。
ちなみに、僕が15年ほど前に中国(天津)に留学をしていた時は、「互相幫助」(直訳は、互いに助け合う)という言葉を使っていましたが、台湾で言う「言語交換」と同義語として使われていました。
現在の中国ではどちらの単語を使っているか気になるところではあります。
なぜ「言語交換」を探すのか?
台湾や中国に留学へ行く人であれば、この「言語交換」を探す人が多いのではないでしょうか。なぜ「言語交換」を探す必要があるのか自分なりの考えをまとめてみます。
- ネイティブスピーカーと喋る機会を増やすため
- 分からないことがあればお互いに教え合えるから
- 現地の友達ができるから
- 言語以外にもお互いの文化を学び合えるから
といったところでしょうか。
家庭教師を雇うとお金がかかりますが、言語交換であればお互いに自分たちの母国語を教えるため、お互いにメリットがあるのでそこにお金は発生しないのが言語交換です。
言語交換の「メリット」と「デメリット」
何事もそうだとは思いますが、言語交換にもメリットとデメリットそれぞれあると思います。
メリット
- 費用がかからない
- ネイティブの友達ができる
- ネイティブの実生活における生きた言葉を学べる
(教科書的なものだけではなく) - 言語以外にも文化的なことを多く学べる
デメリット
- 相手とのレベルが釣り合わず、どちらかの言語に偏ってしまう可能性が高い
- よって家庭教師などと比べて学習効率が良くない
- 語学学習目的ではなく、単に出会い目的の可能性もある
- お互いの時間が合わせられず時間を確保し辛い場合もある
「言語交換」はどうやって探す?
ここまでの説明で「言語交換」についてなんとなく理解できたと思いますが、それでは「言語交換」をどのようにして探すかを簡単に説明します。
いろいろと方法はあります。例えば、
- 言語交換マッチングサイトを使う
- スマホアプリを使う
- SNS(FBなど)のグループに投稿する
- 語学学校にある掲示板で募集してみる
- 友達に紹介してもらう
などが挙げられると思います。
その中でも今回紹介するのは一番気軽で手っ取り早い方法である「言語交換マッチングサイトを使う」です。
言語交換マッチングサイト「jcinfo.net」
「jcinfo.net」とは?
当サイトは中国語系の言語交換マッチングサイトです。
(https://www.jcinfo.net/ja/)

こちらのホームページを見る限り、簡体字と繁体字を選べて、国籍も選べますので、どこの出身の人と繋がりたいか選ぶことができます。自分が勉強したい中国語を喋る人を選ぶようにしましょう。
なぜ「jcinfo.net」がオススメ?
理由はただ一つ、気軽だからです。
何をもって気軽かと言うと、登録不要で気軽に掲示板に投稿できます。
自分がどこ出身で、母国語は何語で、何語を勉強したいか、何の目的で言語交換を探しているかなどの簡単な自己紹介などを投稿することができるのです。
他のサイトやスマホアプリなどはほとんどが会員登録などが必要になりますので、こちらのサイトはその点気軽さで言えばずば抜けています。
掲示板を見てみよう
まず、マッチング精度を高めるために、自分がいる場所と学習言語を選択して絞り込みます。すると、すでに掲示板には多くの人が登録していることが分かります。
その中から自分に合いそうな人を選び、個別にコメント(メール)を送ることができます。
自分でも掲示板に投稿してみよう
実際に僕も投稿してみました。

もし抵抗がなければ顔写真も入れます。
(なくても大丈夫ですが、メッセージが来る確率が下がります)
僕の場合、中国語ではなく台湾語を勉強したいので、その旨を分かりやすく書きました。ちなみに僕は台湾語ができる台湾人ネイティブを探すので日本語では書いていません。
中国語がまだできない人、自信がない人は日本語でも大丈夫です。日本語が読めるネイティブの人がたくさんいますので心配無用です。
実際の反応は?
僕の場合、台湾語と日本語というかなりのレアケースなのですが、投稿した次の日に2件ほど、5日以内に追加で3件ほどの連絡がありました。
自分が登録したメールアドレスに直接メールが届くようなシステムになっていますので、その後はお互いのメールを使って個人的にやり取りするような形になります。
その後は、メル友(死語?笑)になってもよし、実際に会って直接話して言語交換をしてみてもよし、連絡をとりつつ互いの望むように言語交換をしていきましょう。
僕も一人実際に台湾で会いましたが、いい感じに言語交換ができたと思います。
まとめ
以上が、台湾での「言語交換」に関する情報です。
語学学習には周りにネイティブがいるといないとではだいぶ違いますし、台湾や中国にいる人であれば、現地の友達をつくるのも現地の生活においての醍醐味の一つだと思います。
興味のある方は是非自分と相性の良い「言語交換」をみつけて、よりよい語学学習環境をつくっていきましょう。自分から動くこと、これがコツです。
参考になれば幸いです!