こんにちは、成守淳(@narumorijun)です。
今回は「台湾で通じる日本語」について紹介します。
台湾には今も多くの日本語が残っています
その理由として、戦前の約50年に渡る統治時代の日本語教育の影響が最も大きく、その他、現在の日本のドラマや漫画の影響もあります。
ただ、時の流れで台湾に日本語世代がほとんどいなくなってしまったこともあり、中にはあまり使われなくなったものもあります。
それでもまだまだ台湾に溶け込んでいる日本語が多くあります。
僕も台湾で生活している中で、このような日本語を発見する度にいちいち感動を覚えた記憶があります。「え!?これも日本語と同じ!?」って。
実際にできるだけたくさん集めてみました。
①【日常編】
ありがとう (台湾人風に言うと「ありあど」)
おいしい (これは鉄板)
かわいい (これも鉄板)
さよなら (もはや世界で通じる)
だいじょうぶ (そのまま)
がんばって (台湾人風に言うと「がんばて!」)
いちばん (これの当て字が秀逸すぎる「一級棒」)
しあわせ〜 (テレビCMで使われてた)
にほんじん (やたら言われる)
きもち (商売には「きもち」が大切。ぐっときました)
サービス (台湾人独特の発音が好き)
とーさん (「とーさん」世代という言葉がある)
おばさん、おじさん (日本語でのイメージより年齢がもっと高い)
せんせい (最近はあまり使わないかな)
かんばん (普通に通じる。看板)
たたみ (他他米って見た時驚いた)
あっさり (味ではなく行動。武士道的な)
あたまこんくり (鉄板だけど台湾でももはや死語)
ばか、ばかやろう (若者が使いたがる)
ちょっとまって (たぶん通じる)
マッサージ (日本人は昔から好き?)
②【飲食編】
おでん (台湾人風に言うと「おれん」)
てんぷら (日本で言う練り物)
さしみ (鉄板)
とろ (日本語と違って、赤身のこと)
りんご
とまと
たこ (知らなかった…)
わさび (もはや世界のWASABI)
ビール (台湾人風に言うと「びる」)
みそ (これも知らなかった…)
パン (台湾語になってる)
③【交通編】
オートバイ (超鉄板)
トラック
ハンドル (細かなパーツこそ日本語)
エンジン
運ちゃん (鉄板。実際にはあまり聞いたことないけど)
バック (英語が日本語経由で台湾に)
あそび (空間に余裕を持たせる)
④【仕事編】
ドライバー (台湾人風に言うと「ろらいば」)
ノギス (台湾人風に言うと「ノリス」)
せびろ (実際にはあまり聞いたことない)
しあげ (作業が終わることを言うらしい)
⑤【その他】
スリッパ (これもあんまり聞いたことない…)
ライター
さくら (客引きの方。これには驚いた)
⑥【年配の方のみ】
あぶらあげ (淡水名物の「阿給」で今後も残りそう)
たんす
あぶない
みかん
いす
おちゃ
まとめ
以上、僕が知っているものにざっと調べたものを付け加えて、これだけの日本語がまだ台湾に残っています。(若い人には通じないものもあるかも…)
これを年代関係なく使えるタイミングで使えば、台湾人との距離がグッと近づくはずです。まずは簡単なものから試しに使ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに僕が好きなのは、
「きもち」「サービス」「いちばん(一級棒)」
知って驚いたのは、
「さくら」「ノギス※」「あそび」
※ノギス:物の厚さや球・穴の直径を正確に測るための、補助尺つきの、ものさし。 ▷ ドイツ Nonius から。
