「中国語」と「台湾語」の違いを正確に説明できる人はいますか??
台湾ではどちらが多く使われているか知っていますか??
僕は今「中国語を喋れます」と胸を張って言えるようになっていますが、台湾語はまだまだ全然できません。
とは言え、基本的な挨拶だったり買い物に必要な数字や言葉など、極々簡単なことは多少話すことができます。
でも、台湾に住んでいる以上、日本人にとって台湾語を習得するメリットは少なくないと感じています。
今回はそんな「日本人が台湾語を学ぶメリット」について紹介してみようと思います。
台湾在住の日本人が台湾語を学ぶべき理由
1.台湾中南部で使える
台湾語を喋る台湾人(特に台湾北部の若者)は減ってきてはいるものの、中南部においてはやはり台湾語を話す人がまだ多いので、十分に使う機会が多いです。
2.ご年配の方と話せる
台北でもご年配の方は台湾語をメインに使っている方が今でも多かったりするので、台湾で幅広い年代の方とお話する場合はやはり台湾語ができたほうがいいでしょう。
3.親近感を与えることができる
外国人が自分たちのローカルを使ってくれたらそれは嬉しいでしょうし、面白がってもらえますよね。なので、初めてお会いする台湾人の方(特に40代以上)の方に少し台湾語を織り交ぜるとつかみはバッチリです。
4.仕事に役立つ
台湾の駐在員の方に直接聞いた話ですが、工場に勤める作業員は台湾語を喋る人が多いそうです。業務上において、台湾語が少しでも使えると色々とスムーズにことが運ぶようです。
実際に僕が商社に努めているときもコミュニケーションに非常に役立ちました。
5.中国語に似ているので、覚えやすい
台湾に住んでいるということは、ある程度中国語ができるのではないでしょうか。そんな方は是非台湾語も一緒に勉強してみましょう。なぜなら台湾語は基本的に中国語の文法と同じなので、発音を入れ替えるだけで台湾語に変換することができるからです(もちろん例外はありますが)
6.そもそも台湾語を喋れる日本人がレア
中国語を喋れる日本人は山程いますが、台湾語まで喋れる日本人はかなりのレアキャラです。台湾でそんなレアキャラになれたら人気者にならないわけがないです。
7.意外と台湾以外でも役に立つ
僕は福建省でも仕事をしていましたが、福建省の方言(閩南語)も台湾語に近い(むしろルーツ)ので基本的に通じるし、シンガポールやマレーシアも福建省からの移民が多いので通じる場合があるそうです。
まとめ
いかがでしょうか。
台湾語、あなたも勉強したくなってきたのではないでしょうか。
でも、面白いことに台湾で台湾語を体系的に勉強できる場所はほとんどありません。それほど台湾語学習の需要がないということでしょうね。
それでも僕は日本人(特に台湾在住の方)に対して「台湾語を勉強してほしい」と思います。あなたも僕と一緒に台湾語を勉強しませんか?